2011年5月24日火曜日

GL1800NEW2012年モデル国内物

Aグレード・税抜き正価¥2800000($28499) AIRBAG/NAVI
Bグレード・税込み正価¥2380000($23199) スタンダード
7月初旬予約締め切り 10月より予約順納車 5月より受注が始まっていますので6~7月注文分は来年になる公算もあり、あるいは完売御礼も・・・・
( )内はUSA現地正価
並行輸入試算例
$23199×¥83=¥1925517×5%国内消費税=¥2021792
USA~東京運賃他 凡そ¥150000見当(現地ハンドリング双方の乙中、通関費用港渡し)
排ガス検査費用凡そ¥100000(自分で行った場合)
陸運登録前 諸掛合計¥2271792(国内税込み¥2499000ですから正価同士で試算すると
凡そ¥220000くらいの差がでますが仕様の違いマイル表示速度計・ワイパー標準装備・FM周波数変更エトセトラ を考えますと、全て同じにするんだとなりますと差額では収まりません。
では並行車の存在理由は・・・・といいますと日本に無い色であったり、物がなくなったとか遅いとか言う場合でしょうね 付け足しますとUSA等のNAVIは実験済みですが、おいそれと日本で使えるようにはいきません。
今回は世界に冠たるHONDA技研も横綱相撲を捨てて恥じも外聞もなく、市中の並行輸入者を意識もし閉め出し対策のひとつでもあり、また、何とか商売にしたいということが市販価格設定にハッキリと表れています。
当初はトンボイもHONDA技研が国内物をやらないと考えていましたし、やっても以前のような300万オーバーの価格設定なら並行輸入も充分いけると踏んでいました。
結果は前出の通りですから、トンボイでは数をまとめて輸入するのはやめました。
以上ご理解の上、単品でもご要望があれば輸入はお手伝いさせていただきます。
PS
この機会に輸入のお話を少し よくユーザー様から”今は円が80円だとか81円だとか”というお話を聴きますがTVや新聞で見た数字では外国に送金できません。
仮に81円50銭としますとこれに両替チンが$当たり1円50銭とられます。これでもう83円です。
更に銀行によって変わる数千円の送金手数料を取られます。
買い付けるものが$24000なら既に4万円超の出費です。
そして今度はバイクの梱包代です。 現地で$300~500くらいです。うまく梱包状態のものが買えればGOODです。(アメリカはバイク輸送は殆ど梱包状態での輸送です。店に届いて表で開梱しています。ただ梱包のままで店に置くと場所をとるので裸にしてしまいます。)
次いでアメリカの店から港までの輸送費は場所によりUSA~東京より高いことも多くの人が知らないことです。 広いアメリカでトラック輸送費は馬鹿になりません。そして無事、港に着いてから、やれハンドリングだ何とかだと又、数万単位で金をとられます。そして出国手続き、乙中を経て倉庫料を精算し、やっと船に積まれます。この積み込みの荷役作業も又、金をとられます。
愛するバイクを積んだ船が港を出ればUSA~東京は航海日数12日~14日くらいですが波次第で5日や10日平気で遅れます。 演歌じゃありませんが♪波が頼りの♪てなとこです。
で無事、東京太井港へ着いたとしても又、ここで乙中、保税倉庫、通関という仕事で数日かかります。
船代・消費税・乙中通関費用(倉庫使用料から諸々含む)の合計を事前に送金終えてから
通関も済んで倉庫へトラックで引き取りに行きます。積み込みは倉庫の人が代金内で笑顔でやってくれます。
吾々は場合によりますがたいていは自分で通関し自社のトラック等で持ち帰ります。運送会社に頼むと重くて大きいバイクはドアツードアだと1台で数万円とられます。
朝は4時起床・5時に店を出て現地に6時半前後着、まだあいてないので朝飯を食べて待つ。そうしないと都内を抜けるので朝の渋滞に巻き込まれれば丸一日かかってしまうからです。
こうして昼前には店へ戻り商売です。
IT時代ですから誰でも世界中の品の値段を見ることが出来ます。何だゼンゼン安いじゃないか、よおしとなる。しかしてそう世の中は甘いでしょうか?仮にトライクKITを例にとってみてもUSA現地の値段は確かに日本と比べ物にならないくらい安いです が、しかしトライクで登録するためには100万からかかる制動試験が必要です。いたずらに吾々商売人は暴利をむさぼる値段はつけていません。